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ハガキでは間に合わないときの手紙ばこ。

実働48時間! 台中旅行3日目 第二市場・カルフールへん

AM7:00現在。
本日の予定は第二市場とスーパー(カルフール)である。
ばしっと起きて身支度を整え、今日もタクシーでGo!

 


本日のフライトは15:10。
高鐵台中駅で11:20の新幹線に乗る予定。

 


一秒たりとも無駄にできないぜ! ってことで、第二市場、カルフール太魯閣モール店、ホテルのGoogle地図をスクショし、すぐに出せるようスタンバイしておく。

 

 


まず、第二市場での目的、角煮がまるごとのっかった魯肉飯(るーろーはん)!
山河魯肉飯さんへ。
メインの魯肉飯にシジミのスープと煮豆腐、煮卵も注文。

 


めっちゃくちゃうまい!!絶対また来る!
角煮はほろほろだし、脂身の部分も最高である。

 


ふと、本日の朝ご飯が角煮+豆腐+卵+シジミ+ごはんってことで、タンパク質と炭水化物しかないことに気づく。
山河魯肉飯さんには小菜(しゃおつぁい・キュウリのピリ辛漬けなどのプチおかず)もいくつかあるのだが、いかんせん頼み方が分からない。
お客さんがひっきりなしに来るし、その中でじーっとおかずを眺めて選んで「これ下さい」っていうのはちょっと気が引ける。
うむ、キュウリと青菜くらいは中国語で言えるようにしたいぜ…。

 


時間もあまりないので、今回は諦めて次回のチャレンジに残しておこう。
他にもすごく美味しそうな素食(ベジタリアン)のお弁当屋さんがあったので、ここは再訪確定。

 


AM8:30
ごちそうさまのあとはすぐにタクシーを捕まえ、台中駅の裏にあるスーパーへ。
向かうはカルフール太魯閣(たろこ)モール店。
カルフール(家楽福)とはフランス生まれのスーパーのチェーン店です。
ここは24時間営業なので、午前はゆったり開店のお店が多い台湾において早朝の時間を有効に使えるベストスポットなのだ。

 


まずはB1の日用雑貨コーナーを物色。
文房具関連をチェックする。
うむ、安いが実用的な品物ばかり。(スーパーなので当然である)
かわいい物や掘り出し物をさがすなら、九乗九や久大文具などの文具専門店に行った方がよさそう。

 


(ちなみに、太魯閣モールは大型ショッピングモールです。
ここのB1とB2にカルフールが入っていて、他の階には映画館やスタバ、オシャレ家具屋さんなどがあります。
八階には久大文具もあるので、文具に興味のある人はぜひ!
謎のすべり台もあるよ!)

 


スーパーといっても、ホームセンターも兼ねたスーパーなので、文具以外にもキッチン用品やらバスグッズやら、品物が無限にあります。
色鮮やかなスニーカーたちに目移りしつつ、靴は一昨日買ったし…と、自分をなだめてB2の食品コーナーへ。

 


おかしコーナーやお茶コーナーなど、のんびり物色。
あんまり買いすぎても食べきれないし、お茶はあと二年分くらい家にストックがあるしってことで、財布のひもをきつめにしばったまましばしウィンドウショッピング。


ドライイチジクと蓮の実など、控えめに商品をかごにいれていた。
が…。
乾物コーナーで一変した。


(お、小豆売ってる。600グラムで135元…………って500円!?やっす!!!)

 


ちなみに、日本だと小豆は200グラム330円くらいするので、ほぼ半額。
ぱっと周辺に目をやると、黒豆や大豆も日本よりずっと安い!
どすどすどすっと小豆・黒豆・大豆・緑豆をかごに投入する。
さっきまでドライイチジクぐらいしか入っていなかったかごに一気に重さが加わった。

 


でも!カルフールはカートもあるから大丈夫!
(その後、大丈夫ではないことが判明する…)

 


別々に買い物をしていた友人とも合流。
そのかごには一つ500グラムは入っているであろう豆板醤などの瓶が6つもあった。
(完全に大丈夫ではない…!)

 


有料の買い物袋(大)を三つ買い、なんとか買い物終了。
お会計の際、店員さんに何か言われた。
たぶん免税関係の何かだと思うんだけど、よく分からなかったので「不要(ぶーやお)」にしとく。


後で調べたら、台湾では同日同一店舗で2,000元以上買い物をすると免税ができるそうな。
パスポートを提示して免税手続き用のレシートをお店で発行してもらい、空港で手続きするそう。
今度やってみよう。

 


重たい買い物袋をひいひい言って運び、タクシーを拾ってホテルへ。
部屋へ行く前にホテル横の春水堂へ寄り、タピオカミルクティーを購入しとく。
小粒のタピオカを飲んで一息ついたら、最後の戦い(パッキング)が始まる…!

 


AM10:00
スーツケースから荷物を一端出し、クッション剤となる衣類を複数のビニール袋に入れてスタンバイ。
大量の瓶詰めは一昨日買ったスニーカーの空き箱を利用して詰める。
緩衝材代わりに未使用のハンカチをはさみ、瓶同士がぶつかる衝撃を逃がす。
瓶詰めの箱の下にはビニール袋にまとめた豆たちを置き、柔らかな土台を作っておく。
箱のサイドは衣類のビニールで挟み込み、左右のぶれをゼロにする。
万が一割れたときに備え、瓶詰めの入った箱自体もビニール袋に入れておく。
乾燥キクラゲなどの軽いものは機内持ち込み用のミニキャリーに入れ、7キロ制限をクリアする。

 


てきぱき格闘すること30分。
ぜったいに大丈夫!と言い切れる最強のパッキングが完成した。
詰め終わったスーツケースをためしに持ち上げると…………やべえ。

 


やっべえ重さがしました。
以前、蜂蜜を大量購入したときに19キロという重量制限ぎりぎりの記録を出したことがあるのですが、さらっとその上を行きました。

 


えーと、豆が全部で2.5キロくらいで、瓶詰めは瓶の重さも入れると5キロくらいで、その上友人が台湾ビールの6本パック(3キロ)買って、あと靴と服と…。
えーーー、そんなに重たくは…。
いや重かった。
20キロ軽く超えた。
これは超過料金待ったなし…。

 


AM10:30
忘れ物がないかを確認し、タクシーで高鐵台中駅へ。


今回の滞在は「仕事のスケジュールと飛行機の時間の関係上、2泊3日とはいえ実質48時間ほどしか遊ぶ時間ないじゃん…残念…」とか思っていたのですが、振り返ればものすごーく密度の濃い48時間を過ごすことができました。
満足度120%。

 


しみじみとこの3日間を振り返っていると、タクシーのスピーカーからなにやら聞き覚えるのある日本語の歌が流れてきた。
(ぜったい聞いたことある……すごく懐かしい歌なんだけど……なんだろう?)
と、記憶を掘り返していたらサビで確信しました。

 

 


これ『素敵だね』(FFⅩのED)だ!!

 

 


え!?なに!?台湾で流行ってんの??
ようく聞いていたら、どうやら運転手さんがYouTubeか何かで日本の曲を適当に選んで流してくれてるみたい。
(曲の間にCMっぽいのが挟まれるので、そこから判明)
ほかにも『ハナミズキ』などが流れていたので、バラード特集のチャンネルなのだろうか。

 


「私たちのために日本の曲をかけてくれてありがとう」
そんな些細なお礼が伝えられるくらいの中国語力がほしい…!

 


高鐵台中駅のコンビニで茶葉蛋を買い、ささっと新幹線に乗り込む。
友人が車内販売の駅弁を買おうと売り子のお姉さんに声をかけたのだが、すでに完売したとのこと。
まだ11:30なのに!
これからお昼タイムなのに!

 


ショックを受ける友人を尻目に、そそくさと昨日買った釈迦頭を食べる準備を始める。
小さめのコンビニ袋の輪っか部分にそれぞれ腕を通し、タネを捨てるスペースを確保。
釈迦頭はザクロみたいに実の部分一つ一つにタネがあるので、一口食べるごとにタネを捨てる必要があるのだ。

 


よく熟れた釈迦頭は手で簡単に皮をむけるので、落ち着いて食べられるスペースがあればどこでも食べられる。
今回買ったやつはかなり柔らかく、甘みも強くていい感じ!
10分ほどで完食した後は、ホテルから持ってきたバナナ(ウェルカムスイーツ)をもぐつく。そのあとでしっかり茶葉蛋もいただきました。

 


…そういや、茶葉蛋って日本でも作れるのかな。
ネットで調べてみたら、一応作れるみたい。
八角も買ってきたし、ちょっと作ってみようかな。

 


左營に着いたらMRTに乗り換え、高雄空港までのーんびりと移動。
…それにしても、高雄あちい。
昨日の后里(ほうりぃ)でも思ったけれど、台湾って南北の気温差激しいですね。
だって目の前でスマホに興じている小6らしき少年、半そで半パンにビーサンだもん。
南国だ!

 


AM12:50
無事高雄駅に到着。
出発時刻の二時間前にちゃんと着くなんて、何年ぶりだろう。
(それが常識なんだけど)

 


まずはチェックイン。
手荷物の7キロ制限はなんとかクリアー。
しかし、案の定でかスーツケースは重量オーバー。
24.3キロでした…。
Peachの預け荷物は20キロまでなので、3100円の超過料金を支払います。
「Heavy!」タグをつけてもらい、チェックイン完了。

 


まだまだ時間があるので、エレベーターで1階のスターバックスへ。
台湾のスタバ、なんでチャイティないんだろう?
5年前くらいに台北で飲んだときはあった気がするんだけど。

 


私は柚蜜紅茶を、友人はカフェオレを注文。
もうお腹は朝ご飯とフルーツで一杯なのだが、せっかくなのでパンも注文する。

 


台湾は小籠包や肉饅などの小麦製品がうまい。
すなわち、同じく小麦を使ったパンも美味しい!!
(パンの世界チャンピオンも台湾出身の人多いしね!)
シナモンロールと迷った結果、店員さんの「こっちは中身詰まってますよ!」の声に押され、紫芋あんパンをいただく。
温めもお願いする。

 


やっぱり台湾、パンもおーいしー!
パン生地はもちもちだし、ほどよい甘みがあるし、そこに紫芋のあんがちょうどいい塩梅でおいしいし!
日本のパンも美味しいんだけど、「小麦本来のうまさ」を生かすことに関しては台湾の方が一歩先を行っている感じがする。
……やはり小麦のうまさを引き出すには“蒸し”が重要なのか…!?

 

 


40分ほどスタバでまったり。
途中、スタバで売ってるクッキー缶がかわいくてちらちら見てしまいました。
お正月系のイラストのクッキー缶なのですが、デザインが超かわいい。
結構大きめの箱で、食べ終わったら小物入れにできるタイプ。
340元(1200円)くらいだったので買おうかかなり迷いましたが、もしネコデザインが出たらそのときに…!!って思い直してやめときました。


荷物に余裕があったら買ってたかも。

 

 


搭乗一時間前くらいに切り上げ、Wi-Fiを返却し、手荷物検査へ。
ここも人が全然いないので、5分もかからず終わる。
軽ーく免税店を流し見て、機内で飲む用のお水を自販機でゲットする。

 


今回の旅行はスーパー以外ほとんどお金を使っていないので、自分へのご褒美☆って感じで保湿クリームでも買おうかなと思い立つ。
1000元くらいでいいのあったら買おうってことで、試供品をぬりぬり。


いろいろ塗ってみましたが、特に心惹かれる物がなかったので今回はスルーすることに。
お金が余っても台湾は絶対また来るだろうし!
フローラルな香りがする手で機内へと乗り込みました。

 


機内では珍しく爆睡。
3日間朝からフルに動いた疲れが出たみたい。
起きたらちょうど友人が注文したたこ焼きが来たので、少しもらってまた寝ました。

 


入国審査はいつも通り。
外国籍の方は違ったりするのかもしれませんが、日本国籍の人は特に変わったことはしていないようでした。
24キロの超絶重たい荷物をピックアップした後は、シャトルバスに乗ってターミナル1へ移動。
3日分の駐車料金5700円をカード払いし、関空を後にしました。

 

 


ーおまけー
カルフールでのお買い物品!


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どどどっと爆買いした豆類。

緑豆は使ったことないけど、小豆と同じように使えばいいのかな?



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もう使ってるけど、たけのこのラー油漬け。

麻婆豆腐に入れると大変美味です。

独特の匂い(若干くちゃい)がしますが、それもまた中華! って感じで良し!

 


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リコリス……サルミアッキ……もいもい……買わねば……!!

(某国擬人化まんがにどハマりした靴下なのでついカゴに入れてしまった)

まだ怖くて飲んでません…!



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カルフールのレシート。

色付けしているのが私の購入品です。

税込(5%)で1,983元(7,500円程)でした。

 

改めて見ると乾燥しいたけがけっこう高いですね。

次に訪台する時はカルフール以外のスーパーに行ってみたいです。