今日を摘む

ハガキでは間に合わないときの手紙ばこ。

選択と集中のための占い

せんせいのなつやすみ。13日目

みなさん、占いは好きですか?
私は好きです。

占いの話が出ると、だいたい「当たるか外れるか」にスポットが点あたりますよね。
でも、占いの効用は「当たるからすごい」だけではないのです。

選択と集中のための占い

「年間本」を出版する前、僕はなんでも気分で決めて、気分で行動していました。あるとき占いに出会い、「試しに……」と実験する感覚で、手帳に自分の運気を書いて、それに沿って行動を決める人生を始めました。
運気のいい日だけに買い物をし、運気の悪い日は仕事の打ち合わせを入れない、新しい人と出会うといい運気なら、無理をしてでも人に会うようにする……と、日々、占いの運気リズムに合わせて生きてみました。
(中略)
最初は、不便や苦痛もありました。しかし、次第にこのリズムに慣れはじめ、運気で決める人生を楽しんでいる自分がいました。
たとえば、買い物ができない運気なら、できないなりに工夫して生活すると、自然とお金が貯まっていったのです。「人に会うといい」という運気に沿って動いていたら、人脈がドンドン広がり、いまがあります。自分の人生を使った実験で、僕はうまくいきました。
(『銀のイルカ座 ゲッターズ飯田の五星三心占い2021』ゲッターズ飯田・朝日新聞出版より)

 

 

占いの運気リズムに合わせて生活する。
この土日はいい運気だから買い物に行こう。
逆に、平日の運気はイマイチだから無理しないようにしよう。
買い物は必要最低限にして、のんびり本を読んだり部屋の掃除をしたりしよう。

もし、占いがなかったら。

いつ、遊びにいくか?
いつ、身体を休めるのか?

こういった予定を全て自分で考えて組まねばなりません。
そこで、占いに予定を任せることによって、思考の節約ができるわけです。

人は「決断」にかなりのエネルギーを使います。
大まかなスケジュール決定を占いに頼ることで、浮いたエネルギーを別のことに使えるわけです。

また、ジャムの法則(選択肢が多すぎると、人は選択そのものを放棄してしまう)の予防にも占いは有効です。
月に数回ある最高運気の日をピックアップし、そこから予定を立てれば、厳選された選択肢の中から予定を組み立てることができます。

選択と集中
占いによって予定を詰める日を選択し、そこに集中して計画を立てる。
節約した思考エネルギーを使うことで、予定のクオリティを高めることができる、というわけです。

これは日々の予定だけでなく、年単位のスケジュールにも使えます。

たとえば、私の属する銀のイルカ座。
この星座の2021年の運気は良くありません。
裏運気といって、自分の長所が裏目に出てしまう年なのです。

つまり、2021年は私にとって下積みのようなもの。
今年は大きな成功はないでしょうが、コツコツと積み上げることで再来年あたりから芽が出てくる予定になっています。

未来への流れを知ることで、現在の行動も決まってくるというわけです。

占いは三つの目でいう、「魚の目」にもなるわけですね。

「占いなんて、当たるかどうかもわからない」

そう思ってらっしゃる方、選択と集中のためのツールの一つとして、占いを活用してみてはいかがでしょう?

 

※三つの目…虫の目・鳥の目・魚の目のこと。

詳しくはググってね!