今日を摘む

ハガキでは間に合わないときの手紙ばこ。

火とはなにか?

せんせいのなつやすみ。19日目

 

カフェでのんびりしてたら隣のカップルがヒロアカの映画について語っていました。
なんか火とか水とか出てきたらしい。
(内容は全然分からんかった)

そこで思ったんですが、

"火"って、よく考えたら全然知らないな。

そんなわけで、調べてみました。

火とはなにか?

火とは、酸化現象の一つです。
酸素と炭素が結びつき、金属が錆びたりリンゴが茶色くなったりするアレです。

酸化現象は、ある一定の温度に到達すると燃焼という反応に変わります。

燃焼という現象に必要なのは三つ。

酸素と結びつくための"可燃物"
酸化反応を起こすための"酸素"
酸化反応をうながす"熱"

これら三要素のうち、一つでも絶つことができれば燃焼は止まります。

すべてが灰になれば、
酸素を遮断すれば、
水をかけて熱を下げれば火は消える。

(紙皿が燃えないのも、皿の上の水分が熱を奪いながら気化するからです)

なぜ、火が起こるのか?

水に沸点・融点・氷点(沸騰する・溶ける・凍る)があるように、物体には発火点があります。その温度を過ぎれば、自動的に火が出る温度です。

紙の発火点は450℃。
木材は400~470℃です。

マッチの点火剤として使われる赤リンの発火点は260℃。
これは発火点としてはダントツに低い温度です。

マッチの赤いとことマッチ箱の茶色いところ(赤リンはこっち側についてる)をシャッとこする。
その摩擦熱だけで発火点の260℃へ到達。
火が出る、という仕組みです。

…あらためて考えると、摩擦ってすごいですね。
林間学校で、先生が木から摩擦で火を起こすってのを実演してくれたのですが、あの時局地的に400℃になってたってことだもんね…!

【参考サイト】

燃焼化学ー物質と火のからくり塾ー(東邦大学メディアネットセンター)

https://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/combustion/comb01/basic01.html

ふしぎの図書室(Panasonic)

https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pks/library/003heat/hea013.html

キッズネット(Gakken)

https://kids.gakken.co.jp/kagaku/kagaku110/science0591/

食と健康Lab(太陽化学株式会社)

https://www.taiyokagaku.com/lab/antioxidant_learning/01/