SF・戦略性が見ている世界
せんせいのなつやすみ。22日目
ストレングス・ファインダーとは、個人の才能・強みを発掘するための心理テストである。
通常の心理テストと違うのは、個人の"強み"に焦点を当てていること。
あなたが息をするようにこなしているその行動は、ほかの人が四苦八苦してようやっとできることだと、気づかせてくれるテストです。
ちなみに、私のストレングス・ファインダー(以下SF)は、
1 戦略性
2 内省
3 運命思考
4 最上志向
5 慎重さ
です。
SF・戦略性が見ている世界
「〈戦略性〉という資質によって、あなたはいろいろなものが乱雑にあるなかから、最終目的に合った最善の道筋を発見することができます。これは、学ぶことで得られるスキルではありません。特異な考え方であり、物事に対する特殊な見方です」
(『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』より)
物事を見る際、立つべき三つの視点があります。
虫の目(細部)
鳥の目(俯瞰)
魚の目(流れ)
SF・戦略性の持ち主は、一度に全ての視点で見ることができる。
そういっても過言ではないほど、色々なものが見えています。
今、何が問題として起こっていて、
誰がどんな立場にいて、
どういうふうに帰結させるべきか。
そういうことがさらっと見えてしまうんですよね。
あまりにもフツーに、呼吸をするように見えてしまうため、当人は自分が見ているものが特別だと感じることができません。
なので、SF・戦略性の人は、”自分が見ている世界は特別である”ということを肝に銘じておきましょう。
つまり、あなたはマイノリティだということです。
めんどくさくても、
「こういう理由で、こういうことだから、こうしたほうがいいと思う」
っていうのをちゃんと人に説明しましょう。
じゃないと、「いきなり出てきて、答えだけズバっと言う奴……しかも回答は100発100中……ゴニョゴニョ」って思われてしまいます。
はたから見たら、SF・戦略性もちの人は頭が良く見えるのでしょう。
でも、当人は知っています。
自分は決して能力が高いわけではないこと。
あくまで、見通しがちょっと立つ程度のことだと。
その、
"見通しがちょっと立つ"
っていうのが、他の人がめちゃくちゃ努力して、ようやっとできることなんですよね。
あなたが息をするようにできること。
それこそが、あなたの才能でもあるのです。
【参考書籍】