今日を摘む

ハガキでは間に合わないときの手紙ばこ。

耳読は対談形式がおすすめです。 せんせいのふゆやすみ。1日目

『嫌われる勇気』のオーディブル版が神ドラマCDだった…!!

さて、夏休みぶりです。
書きたいことはちらほらあったのだけれど、形にするまではいきませんでした。
無念…!

やっぱアウトプットすると記憶の定着力や理解度が段違いなので、ブログはぜひとも続けていきたいです。
というわけで、長期休み恒例、「せんせいのおやすみシリーズ」です!

耳読は対談形式がおすすめです

隙間時間を活用して本を読もう! ってことで、オーディブルを契約してみました。
月額1,500円で月に1冊、書籍の音声データをダウンロードできます。
テキストはありません。
音声のみです。
(二冊目以降は課金が必要になります)

キンドルの読み上げ機能と違い、オーディブルはプロの声優さんやアナウンサーさんが朗読してくれます。
そう、耳が幸せになるのです。

耳読のポイント
1 難しくない本を選ぶ
2 対談形式(読み手が二人以上いる) 

人によると思いますが、私のポイントはこの2つです。

1 難しくない本を選ぶ

最初に私がダウンロードしたのは、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史 上』でした。

 


聞き終わるのに二か月かかりました(総時間数は12時間ほど)。
そして、内容はほぼ覚えてません。

……たぶんこれ、紙の本でも読むの大変だと思う…。
紙の本でも2,3回行きつ戻りつしなきゃ理解できないものが、一回聞いただけで理解できるわけがなかった……。

つまり、自分の能力より上のものには手をだすな、ということです。

2 対談形式(読み手が二人以上いる) 

『サピエンス全史 上』を聞いてて、自分が理解できないこと以上にキたのが、

ええ声のおじさまが穏やかなトーンで話してくださる

というところです。

え!? それを言っちゃあおしまいなんじゃない?? ってとこなのですが、要は最高の睡眠導入剤になるんです……‼ 寝ちゃうんです…!
聞いたら眠くなっちゃうので、聞いてる内容が途切れ途切れになっちゃうんですよね。
そして、さらに分からなくなるという……。

読み手さんが二人以上いらっしゃると、セリフに緩急がついたり、感情の上下があったりして全然眠くなりません。
むしろ吸引力まで加わります。

『嫌われる勇気』以外だと、NewsPicksさんが出してる対談シリーズもよかったです。

話をまとめると、オーディブルで耳読をするなら、

ちょっと気になってるくらいのライトな本で、
読み手さんが二人以上いて、
1,500円以上の本

をお勧めします。
(なんで1,500円以上かというと、「1,500円で”一冊”の音声データを買う」というシステムなので、1,500円未満だとちょっともったいないのです)

私は通勤中に聞いています。
今はマスクがあるので、耳読中にどんなににやけてもばれません。

『嫌われる勇気』を聞いている間はずうっとにやにやしてました。
一言でいうと、「青年と教授が親友になる話」です。

おまけにアドラー心理学まで学べちゃうよ! 超お得!!

仮説:人は夢の中でしか生きられない

せんせいのなつやすみ。42日目


f:id:ZenCarpeDiem:20210901012236j:image

現実を変えたい人にとって、フィクションは必要です。

これは独学大全で有名な読書猿さんの言葉です。
(たしかYahooの記事だったと思うのですが、検索しきれませんでした)

記事の内容は、読書猿さんへのお悩み相談でした。


「私(相談者)はフィクションの小説ばかり読んでいるのですが、周囲の人たちはそんな空想よりビジネス書を読めって……」
という内容だったとと思います。

そのとき、ふと思ったんですよね。

作り物のフィクションも、まだ確定していない自分の未来も、ありもしない空想という点では同じなのでは? と。

フィクションの登場人物に想いをはせることも、
自分の未来を予測して計画を立てて行動することも、
情報やアイディアを元に創作するという意味では同じだ。

国語で小説を教える意義が一つ追加された瞬間でした。

そして、こうも思いました。

100パーセント客観的な現実など存在しない。
未来を想像することも、自分の頭のなかでこねくりまわした妄想でしかない。
それはつまり、人は自分が見る夢の中でしか生きられない、ということなのではないか?

さらに言うと、
人に夢を見せられる人、


夢という道具を使って人の感情をコントロールできる人が最強


という話になるんですよね。

それって詐欺師のこと? ってなると思うのですが、私はここでさらに仮説を立てます。

人に夢を見せる人が最強なら、

言葉で人の感情や想像をコントロールできる小説家が最強である。


小説家、まではいかなくても、


ライフハックとして小説執筆技術を鍛えることには大いに意味がある。

 

『武器としての小説執筆』

とかどう!?
Kindle本出したら売れるかな。
密かな野望を抱いています。

【参考図書】

 

↑文庫もあるよ!

 

まだ買ってないけど読みたい本。

SF2位・内省は毎日アウトプットすることでネタ切れになるのか!?

せんせいのなつやすみ。41日目


f:id:ZenCarpeDiem:20210830230742j:image

結論から言うとなりませんでした。
まあ、四日ほどサボっちゃったけどね。

ストレングス・ファインダー(SF)内省とは、


常に何かを考えていて、止めたくても止められない人


なんじゃないかな、と思います。

たくさん考えているからすごい、のではなくて、ただ息をするように思考しているだけなのです。
マグロが止まったら死んでしまうのと一緒なのです。

でも、

圧倒的な思考量によって圧縮され結晶化されたSF内省持ちの意見は常にプラチナ色に光っているぜ!

という自負もあります。

夏休みが終わりしだい、連続投稿はストップする予定です。
40日考え続けて思ったことは、

「やっぱ考えることは楽しい」

です。

 

 

7時間寝よう!!

せんせいのなつやすみ。40日目

健康気を付け・睡眠へん。
まず、声を大にして言いたい。


7時間寝よう!!


f:id:ZenCarpeDiem:20210829225459j:image

ほんと、6時間睡眠と7時間睡眠では全然違います。

プリントにめっちゃアホな誤字を見つけても、
生徒から全然見当違いな意見が出ても、
急にケンカが始まっても、
7時間寝とけばなんとかなります。

ミスは笑いに変えられるし、
あさっての方向に議論が進みかけても別意見として対処できるし、
ケンカだって落ち着いて止められます。

これが6時間しか寝てないと、へんにパニクっちゃうんですよね。

7時間睡眠のために気をつけていること

私は二つです。

・カフェインコントロール
・寝る前のスマホ、ダメ、ゼッタイ!

カフェイン激弱体質なので、夕方以降はなるべく紅茶を飲まないようにしてます。
コーヒーは午前中、一杯だけ。

カフェイン激弱人間は夜にコーヒーを飲むと、翌朝の4時まで眠れなくなってしまうのです。


普段はもっぱら白湯かルイボスティー
台湾ウーロン茶はそこまでカフェインはキツくないですが、がぶ飲みは避けます。
(と、言っても飲んじゃうときは飲んじゃうけどね!)

これはよく言われますね。
寝る前のスマホ(ブルーライト)はNGだと。

目覚ましの設定のときだけ見ちゃうけれど、ネットサーフィンはしないようにしています。

寝る前はコミックエッセイ(紙書籍)を読んだり、活字を読んだり。
ちょっとだけ読んで寝ます。

ー・ー・ー・ー

……実は最近眠れないんですよね。
例のストレス、ってことは自分では分かっているのですが。


(好きなことはガンガンやるけど、興味無いものは一切受けつけない)

ドリエルデビューもしてみたんだけど、ドリエルは根本的な解決にはならないそうです。


(薬効も風邪薬の眠くなる成分を転用しただけだし、すぐに身体がなれて効かなくなってしまうそう)

不眠を本気で治したいなら、やはり病院受診が一番だそうです。
私はその一歩手前という感じですね。

ものは試しで、睡眠サプリもチャレンジ中です。
これはやや効き目があったっぽいです。
2週間試した結果、比較的眠りに落ちやすくなりました。

 

(もちろん個人差があるよ!)

まあ、眠れなくても「目を閉じてじっとしている」だけでも脳のは回復するらしいので。
あんまり気にしないのが不眠のポイントかもしれません。

睡眠は気合いを入れたらできるものでもないからね。
ゆるーく。自然体でいこうと思います。
(やばいと思ったら病院にも行ってね!)

自己流・カルテスエッセン

せんせいのなつやすみ。39日目

 

ワクチン2回目の副反応で3日間も寝込んでたせいか、いまいち言葉のノリがよくありません。

流れを掴みきれていないって感じです。

 

副反応でぶっ倒れている間は、活字はもちろん、絵を描いたり文章を書いたりすることもできませんでした。

そんな元気は1ミリもなかった。

 

普段、ほぼ一切体調を崩さないタイプなので、1年に1回くらいカゼを引いて寝込むとすぐに魔女のキキ状態になります。

わたし…このまま死んじゃうの?  ってやつ。

ただのカゼだよ! 寝たら治るよ!! っていう。

 

体調って、人によってホントに違いますよね。

大学時代の友人で、

「常に身体のどこかが不調だから、朝起きてどこも痛くないと”今日のわたし、どうしたの!?”ってなる」

という子もいました。

 

私が丈夫なのは、高校時代の部活で鍛えられたのと、食事・睡眠の徹底にあるのでしょう。

今日はそのうちのひとつ、食事について書こうと思います。

自己流・カルテスエッセン

カルテスエッセンとは、ドイツ語で「冷たい食事」のこと。

簡単に言うと、火を使わない超時短メニュー✨です。

 

みなさんはお料理、好きですか?

私も、基本的には好きです。

しかし、仕事で疲れて帰ってきたときとか、遊びまくって足が棒になったときは別です。

料理、まじめんどくさい。

というわけで、1週間中6日は適当に簡単に済ませたい。

そんな私の基本メニューです。


f:id:ZenCarpeDiem:20210829025444j:image

食事の基本

といっても、気をつけることは三つだけ。

タンパク質・野菜・炭水化物

 タンパク質は不足しがちなので、蒸し豆をプラスするといい感じに補えます。

ついでに食物繊維もとれる!

 

野菜はもともと好きなので、一日の目安量350gは私にとっては楽勝の範囲です。

お野菜は蒸してあげるとぐっと甘みが出ます。

これに少しお高めの塩(成城石井とかで売ってるやつ)をかけるだけで絶品のごちそうになります。

 

最近はワルモノにされることも多い炭水化物…。

しかし、過ぎたるはなお及ばざるが如し。

完全に抜いてしまうのも良くないのでは、と思います。

 

巷では炭水化物もホールフード(精製されてない玄米や全粒粉など)でとれば問題ない、という意見もあります。

が、いかんせん、私は玄米が苦手なのです。

全粒粉はまだいけるほうだけど…。

 

やっぱり白いご飯がおいしいです。

大麦は平気なので、白飯と一緒に炊くことで食物繊維をアップさせています。

まあ、多少血糖値の上昇速度をゆるめてはいるかな……みたいな。

 

また、健康系のアプリなどで自分の栄養の偏りに気づいておくのもいいと思います。

私は一週間だけあすけん先生に見てもらいました。

私のメニューは亜鉛と鉄分が不足しがちらしいので、そこだけサプリも併用してます。

サプリは摂りすぎてもよくないので、ほどほどにね!

 

食事は毎日のこと、なのでできるだけ簡単に、持続可能な形でこなしていくのが大切です。

言い換えると、無理をしないこと。

ラクに、美味しく、日々をこなしていきましょう✨

沈黙の春

せんせいのなつやすみ。38日目


f:id:ZenCarpeDiem:20210828003218j:image

ちなみに、私は『沈黙の春』は未読です。
(雰囲気だけ借りました)

7,8月と三回ほど、大阪に映画遠征に行ってきました。
その時思ったことです。

私が旅行で一番楽しみにしているのが、ホテルの朝食ブッフェです。
小学生のときに家族旅行でANA系列のホテルに泊まったときから、 旅行=ホテルの朝めし!! というくらい魂に刻まれているのです。

今回ももちろん、ホテル三ヶ所全てに朝食をつけました。
今回泊まったホテルはこちら。
(ホテルの朝食も好きだけど、大浴場も好きなのです✨)

・ホテル阪神大阪
大阪駅より一駅、福島駅の目の前。
なんと部屋のお風呂の蛇口から温泉が出る!
(一応サウナもあるけれど、20時までなので間に合わず)
朝食は定食スタイルでした。
すぐ近くにミスドとか、たい焼き屋さんがある!

・ホテルモントレ ル・フレール大阪
大阪駅より南へ徒歩10分。
大浴場は24時くらいまでやってました。
朝食の食パンがまじ美味い。感動した。

・ホテルインターゲート大阪 梅田
2021年4月オープン!
大阪駅から西梅田側に徒歩10分。
大浴場あり。ここも24時くらいまでやってました。
宿泊客はラウンジが無料で使えます✨
コーヒーとかジュースとかお茶漬けブッフェとか…!
唯一子ども連れのお客さんと出会ったホテル。

どのホテルもそれぞれいい所があって、結構楽しい旅行でした。
もちろん、お目当ての朝食ブッフェもしっかり堪能しました。

 

朝日が降りそそぐ朝食会場はとても静か。
おだやかな雰囲気の中で一日をはじめられます。

 

サラダをボウルにふんわりと載せ、バルサミコ酢とオリーブオイル、お塩で軽く味をつける。
体を温めるスープに、脳をシャキッとさせるリンゴジュース。
オムレツコーナーで待たされることもありません。

 

コーヒーメーカーの低いうなりに、食器が触れ合う音、あとは大人の節度ある話し声が少々聞こえるばかり。
とても、とても静かです。

……いや、静かすぎるな。
なんか、静かすぎて怖いな……。

自然は、沈黙した。うす気味悪い。鳥たちは、どこへ行ってしまったのか。みんな不思議に思い、不吉な予感におびえた。裏庭の餌箱は、からっぽだった。ああ鳥がいた、と思っても、死にかけていた。ぶるぶるからだをふるわせ、飛ぶこともできなかった。春がきたが、沈黙の春だった。
(『沈黙の春レイチェル・カーソン 新潮文庫)

まさに、この時この一説を思い出しました。
そして、こうも思いました。

ーーまるで、死を待つだけのサナトリウムにいるみたい。

いやあ、気が滅入りそうなときに気が滅入るようなことを書くのはどうなん……という気持ちもあるのですが、書きたいと思っちゃったので。

 

大人しかいない、節度ある美しい朝の風景。
それがあまりにも綺麗だったんです。
永訣の朝のように。